大高緑地「恐竜パーク」計画を考える

名古屋市緑区にある県営大高緑地公園内の樹林地に「恐竜パーク」を誘致する愛知県の計画について考えます。

What is 恐竜パーク?

5. 住民不在の事業立案・検討

大高緑地は県民の共有財産 都市公園である大高緑地は県民の共有財産といえます。公園を管理する行政には住民のニーズや公園の公益性を踏まえた運営が求められます。そのためには住民の意見を十分に聞き、それを的確に反映させることが重要と考えられます。 …

4. 恐竜パーク計画に対するさまざまな意見

新聞やテレビでの報道や筆者による聞き取りによれば、恐竜パーク計画について周辺住民や公園利用者らからは以下のような意見があがっているようです。 ○周辺住民 恐竜パークの開業が予定されている樹林地は閑静な住宅街のそばにあり、樹林地に最も近い住宅と…

3. 恐竜パーク事業予定地の概要

恐竜パークの誘致予定地は名古屋市緑区にある県営大高緑地(公園)の一角にあります。 大高緑地公園とは 大高緑地(公園)は面積約100haの県営の都市公園です。1940年に空襲の延焼を防ぐために大高緑地を含む5つの緑地(826ha)を防火緑地とする都市計画決…

2. 恐竜パーク計画の概要

恐竜パーク計画とは 名古屋市緑区にある大高緑地(公園)内、若草山西側の樹林地(3.2ha)に実物大の動く恐竜像30体を設置したコースを整備し、自動運転の電動カートや徒歩で探索することができる自然体験型恐竜探険アトラクション「ディノアドベンチャーラ…

1. 恐竜パーク計画に関する経緯

2015年10月に恐竜パーク計画発表 愛知県は2015年10月15日、名古屋市緑区にある県営大高緑地(公園)内の樹林地(約3.2ha)に自然体験型恐竜探険アトラクション「ディノアドベンチャーライド名古屋」(以下、「恐竜パーク」)を誘致し、2016年7月の開業を予…